人的資本経営の広がり

現在、グローバルに進展している人的資本の分析や開示の取り組みは我が国にも大きな影響を与え、
企業や行政において多くの取り組みが行われています。
そうした中で、特にISO30414をはじめとした開示基準が大きくアピールされ、
行政においても非財務情報の開示の形式や項目について様々な試みがされています。

人的資本経営の本質とより加速度的に広めていくために

当機構においてさまざまな検討を重ねた意見として、
人的資本経営の本質とは、経営と人事の本質を踏まえた課題設定にあります。
的確で深い検討に基づく課題の設定があってこそ、解決のための創造的な取り組みができ、
その全体を開示することで、広くはわが国の産業の新しいイノベーションや
多様な個人の活躍を図ることができます。
結果として、経済が発展し、様々な多様な働き方が充実して行われることになると考えます。

また、グローバルな指標には、ISO 30414、GRIスタンダート、SASB、WEF等の、SHRM(人材マネジメント体系)の品質を重視したものから、
企業の持続性や社会責任を重視したものまで多様な指標が存在しますが、
これらは全てガイドラインであり、公的な認証は存在せず、
また、項目に沿った開示を行うこと自体は手段であり結果であって、
人的資本の目的はこうした指標を道具として使った上で、企業経営を現代社会に適合できるように、
人的資本の様々な角度からの課題設定と解決を行うこと自体にあると考えております。


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人的資本経営認証者一覧


【企業向け】人的資本経営認証

㈳人間能力開発機構が有識者に依頼する認証実施委員会を設け、
グローバルに先駆けて行っている人的資本の認証規格。

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